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えー、小ねたアップする時に、こっちの方がいいかなーって、変更しました。
ついでに、小ネタ投下。
平安パロで骸が女体化なのでお気を付け下さい(初日記からそんな濃いの書くなよ)
*百夜
でしたら、と珊瑚色の唇を女は吊り上げた。
御簾越しに、くつくつと笑う気配が綱吉に伝わって来る。十二単をわずかに動かし、骸は身を乗り出した。
白い透き通るような色の顔に、嘲笑とも悲傷ともとれない笑みを浮かべ、好きなのだと言った綱吉に対して言ってのける。
「百日百夜、通って下さいな」
愛らしい声で告げられたそれに、綱吉は思わず目を見張った。
百夜通い。一日たりとも、休みなど許されない。
「百日通って、毎夜、わたくしの屋敷の外、わたくしとあなたが出会ったあの庭の壊れた垣根の前」
詠うように、彼女は言う。
夜、鈴虫の声がりんりんと耳に届く。
冷えはぞろり、と綱吉の背筋を這い上がった。
「あの場所で、毎夜、わたくしの為に、笛の調べを奏でて下さい」
「ももよ、ずっと」
「わたくしの為に、あなたの調べを」
「奏でて、下さいな」
口を隠した扇子を閉じ、座した床をぴしりと突いた。
「百夜目、百の調べを聞き終われば、わたくしはあなたのものとなりましょう」
悪戯げに首を傾げ、骸は問う。
「いかがなさいます、綱吉様?」
今なら断れます、と告げた骸に、綱吉は、笑んでみせた。
その様子に、骸は少し目を丸くした。
喜んで、と綱吉は言う。
秋の虫の鳴き声は、絶妙な調和で辺りに広がった。
ふわりと揺れた風が、御簾を潜り抜けて骸に届く。
「誓いましょう、必ず百夜、通い続けます」
あなたの、為に。
付け足された言葉に、骸は眉をひそめた。
プロットバージョンですね。こんな感じでやってみようかなーなんて。
骸姫に一目惚れした綱吉ってな感じで(笑顔)
平安パロなんで折角だから陰陽師も出そうかなーなんて考えてたり。陰陽師出したいなら妖はありだよな、だったら骸は鬼の子供にしてまえ!よっしゃあ、EDが一つ思いついた、だなんて現在頭の中で話を組み立て中。雲雀さんが多分陰陽師。リボーンは遠い国からの薬師。獄寺と山本は綱吉の応援。黒曜組は骸の傍仕えでーとか色々考えてはいます。ただし考え過ぎて何だかごっちゃになってたりします。
実は今年やろうと思ってたんですが、無理っぽい感じなので。でもどうだろう、来年も二次創作やってるんだろうか。ま、やってなかったら自己満にしよう。来年もネットが使えるとは限らないし。
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